「TIMEシャワーに射たれて・・・」/久保田利伸(1986)

初期の久保田利伸、跳ねてましたね。
駒沢大学在学中はアフロでしたよね。
「うたばん」見るの忘れてしまいました><



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僕の部屋で今夜は鍋だ。

広島か宮城かでもめながら
スーパーで牡蠣を買った。
土手鍋にするという彼女の強硬意見に負けた。
まあ、一緒に過ごせればOKだ。

土鍋を良く洗ってから
粘土細工のように縁に味噌を塗る。
すでに白味噌と八丁味噌はバランスよく混ぜてある。
僕の手はペインティング・ナイフのように包丁を握る。
技を見せてやる。
油彩の成績がDで
白葱と春菊が嫌いなのは内緒だ。

カセットコンロにのせた鍋がぐつぐつと音をたてた。
思いの外、段取りのいい彼女の腕に驚いた。

湯気の向こうに笑顔。
缶ビールのプルトップを引きながら
今夜、この後を妄想した。

メガネを曇らせながら
はふはふ鍋をつつく。
泡をなくさないように
ぐびぐび喉を鳴らしながら
ビールを飲んだ。
食った食った、大満足だ。
(ここまでは)

台所で二人分の食器を洗いながら
むふふと妄想した。

テーブルにオールドとグラスをふたつ。
CDをセットして流れ出す
ぐふふなイントロだ。

ん、無口だな?
白葱と春菊嫌いがばれたかな?
それともこの後の妄想が?
いや、冷静に振舞ったはず、
なぜだ!

少ししらけた顔で帰ると言い出した。
送って行くと言ったら断られた。
何故だ、何故だ、何故だ!!!

急に彼女が部屋を出て行った。
追いかけた。
「追いかけちゃダメ」

呆然とする。
立ちつくす。
何かが終わったのか。



リピート再生のCDが
無意味に音楽をかき鳴らす。

不思議な感情だ。
「わかんねぇよなぁ」
独り言、口に出した。



電話が鳴った。
彼女の友達からだ。
「何食べさせたの!!!!!」
しょっぱなから叱られた。
「○○ったら、急に入ってきてトイレから出てこないよ」
「・・・」
「さっきからずっとだよ、悪い薬でも盛ったわけ?」
「牡蠣・・・」
「日付確認したの?!」
「・・・」



その夜の僕
BODYとSOUL ちぐはぐ・・・



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♪全てを見せてしまえない・・・♪だよね、女の子なんだもの><
いいわけですが、
彼女はその日あんまり体調良くなかったみたいでした。
だめだよね、もっと計画的でなきゃ・・・



「獣っ」っていわれた気がした。

     http://www.youtube.com/watch?v=LsGAfmRPgEo
     歌詞カード
     http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/201325/Y005388



THE BADDEST
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